見たことのない方にとっては、不思議な車ですよね。
「水噴霧測定車」という、トンネル内のスプリンクラーを点検する車です。
荷台には二つの大きなバケット(銀色の角ばった箱)がついています。
スプリンクラーを起動させ、このバケットで大量の水を受け止めます。
↑こんな感じです。
水を受け止めると同時に水量・圧力などを測定し、
水噴霧設備に問題がないか確認しています。
トンネル内のスプリンクラーは基本的に10個で1組になっているので、
水噴霧測定車4,5台がずらーっと連なって作業を行うことになります。
上から見るとなかなか不思議な光景です。
トンネルが長くなればその分スプリンクラーの数も増えるので、
入り口から出口までこつこつと進めます。
こういった地道な点検のおかげで、
万が一のときにもきちんと水が出るよう維持されているのです。